いつもスイートをご利用いただきありがとうございます。
シンプルな食事系のパンを食べるときに欠かせないのがジャムですよね。おいしいジャムがあるとそれだけで食卓が豊かになります。
この度ご縁があり、奥原さんの『おとうちゃんのりんごジャム』を販売することとなりましたのでご紹介します。
奥原さんの「おとうちゃんのりんごジャム」好評販売中です
奥原さんは現在パティシエールとして安曇野にあるケーキ屋さんにお勤めの素敵な女性で、彼女のおとうちゃんが愛情込めて作ったりんごを使用して作ったのが「おとうちゃんのりんごジャム」です。りんごとはちみつジャムと、つぶつぶりんごバターの2種類があります。
りんごとはちみつジャム
お父ちゃんが作ったりんご、おとうちゃんが採密したはちみつ、てん菜のグラニュ糖、レモンのみで作られています。すりおろしたりんごの中に小さく角切りにしたりんごを加えてあり、なめらかな食感の中にりんごの果実感も感じられます。
ナチュラルな素材にこだわり保存料や添加物は一切使用していません。グラニュ糖もてん菜から作られた体に優しい素材のものを使用し、そしてはちみつも自家製なんです。
おとうちゃんが採蜜したニホンミツバチのはちみつ
ニホンミツバチはとても繊細で飼育が難しいうえに採れる蜜の量も少ないので、希少価値が高く幻のはちみつと言われています。奥原さんのおとうちゃんは、毎日巣箱の様子を見ては声をかけ、ありがとうとお礼を言って蜜を採らせて頂く、というほどハチたちに愛情を注ぎ大事に大事に飼育しています。
そんな貴重なはちみつは濃厚でコクがあり、りんごジャムに加えると豊かな味わいが広がります。
りんごバタージャム
こちらはハチミツの代わりにバターを加えました。
見た目はりんごジャムに似ていますが、バターのコクと甘みのあるまろやかな味わいで、ジャムでもバターでもない「りんごバター」独特の美味しさが楽しめます。 りんごのやさしい甘酸っぱさとバターのコクとのハーモニーがたまりません。
奥原さんのおとうちゃんとりんごのことを紹介します
奥原さんは大町市で代々りんごを栽培している兼業農家さんです。おとうちゃんは出勤前に様子を見に行き、帰って来てからも行き、休みの日も朝早くから畑に行きます。 一年を通して懸命に、そして優しく、りんごの声に応えるようにしながら、おじいちゃんから受け継いだりんごを守り育てて来ました。
りんご栽培は虫や病気との闘いで、どんなに気にかけて見ていても 木が病気になってしまうこともあります。そんな時おとうちゃんは木に手を当てて「ごめんなあ」とつぶやいています。
2021年、深刻な凍霜害にあってしまいます
りんごは気候の影響を受けやすい果実でもあります。昨年、りんごの生育に一番大事な花の咲く時期に強い冷え込みがあり、果樹栽培農家は深刻な凍霜害にあってしまいました。奥原さんのりんごも例外ではなく、実が付かず、せっかく付いた実も大きくなれず、味もなかなか入らず、木も病気にかかりやすくなってしまい。。収穫量は過去最低となってしまいました。
りんごをジャムにしようと思い立ちます
販売できるりんごは色が赤くて形も良いものが好まれます。でも今年のりんごは見た目が良くないからと、おとうちゃんは知り合いに配り、おかあちゃんはご近所の方に配り、喜んでもらえればそれでいいと言っていました。でもおとうちゃんのりんごにかける愛情と情熱をずっとそばで見て来た奥原さんは、おとうちゃんとおかあちゃんのためにりんごを少しでも活かせる方法はないかと思い、ジャムを作ることを決めます。
パティシエールである奥原さんは休日も家でお菓子作りをするほどスイーツ作りが大好きで、その腕を活かし、みごとに美味しいジャムを作り上げました。
加工業者を探して何度も試行錯誤を重ね、ラベルも思いが伝わるように工夫を凝らし完成しました!
奥原さんとお話をした時、ご家族のことをおとうちゃんおかあちゃんと呼んでいて、そこに奥原さんのご両親を思う人柄が現れているようでとても素敵だなと思ったのですが、それがラベルにも表現されていてとても親しみを感じます。
スイートのベーカリー各店でお買い求めいただけます
スイートの食パンやカフェスヰトで販売しているカンパーニュとの相性は抜群で、他にもヨーグルトなどに入れても美味しく味わっていただけると思います。
内容量と価格
りんごとはちみつ、つぶつぶりんごバター、どちらも1個130g、¥540(税込み)となっております。
凍霜害にも負けず実ったりんごを使った貴重なりんごジャム。スイート並柳店、あづみ野店、塩尻店にて数量限定で販売していますのでぜひこの機会にご賞味くださいませ。
カフェスヰトでは取り扱いがありませんが事前にご連絡いただければお取り置きも可能ですのでお問い合わせください。
みなさんのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。