お客様にもっとスイートのことをディープに知っていただきたいとの想いから始めた「SWEETrivia」シリーズ。
第7回目の今回は、「自家製・手作り」を切り口にお伝えします。
3分で食べ終わるものを3時間かけて
お店に入ると「自家製カスタードクリームたっぷりのクリームパンいかがでしょうか~」といったようなおすすめコールが聴こえてきますよね。カスタード以外にもいろいろ手作り感満載のものがあるので、ちょっと厨房の中をご紹介していきます!
まずは、こちら。インパクトのあるゴロゴロ牛肉!TVでも何度か放映されているカレーパンの中に入っています。
カレーを仕込む前に独自配合のスパイスにまぶしているところです。
その後、玉ねぎを炒めるだけで30分以上、カレーとして仕上がるまでは3時間以上かけてじっくりと仕込んでいきます。
さらに冷蔵庫で熟成させたのち、生地に包んでパン粉をまぶしていきます。
次はこちら。ジャガイモの山ですが、これはじゃがまるくんの中身をこれから作るところ。
ひと抱えもある大きな鍋に入れて茹でたのち、「アチチ、アチチ」と言いながら皮を剥き、冷めないうちにバターとベーコンを混ぜてマッシュします。
それを一旦冷ました後、生地に包み込んでいきます。この包む作業は業界用語で「包餡(ほうあん)」といいます。
包む際に手のひらに押し付けすぎるとその部分だけ皮が薄くなって破れやすくなるため、注意が必要な作業です。
そしてこちらは甘夏と紅茶クリームのデニッシュに乗せる甘夏。
缶詰ではなく、フレッシュな生果を手剥きしています。
生フルーツゼリーもその名の通り、生果を一つ一つ手で剥いて仕込みますし、アスパラベーコンのアスパラも生のものをお店で茹でて使っています。
くるみぱんに入れるくるみはパン窯でローストした後、粗く刻みます。
その他にも、鉄板ピザのトマトソース、レーズン丸パンのラム酒漬けレーズンの煮込みなどなど、厨房内では毎朝5時から様々な仕込み作業が行われています。
月替わりの新商品ですと、旬の素材であるだけに、茹で加減、焼き加減など食材の様子に合わせながら慣れるまで大変ですが、その分お客様においしいと言っていただけたり、リピートしていただけるととても嬉しいです。
6月もまた新たな期間限定商品と共に、皆様に喜んでいただけたらと思っています。
投稿日:2021.05.31