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普段は新商品などのお知らせが多いブログですが、お客様にもっとスイートのことをディープに知っていただきたいとの想いから、「へぇ、そうんなんだ!知らなかった!」という情報を「SWEETrivia」というシリーズにてお伝えしてみようと思います。

記念すべき第1回は「SWEET誕生秘話」です。

スイートは10月生まれ!?

スイートというと松本のパン屋さん、というイメージがあるかもしれませんが、実は第1号店は1913年10月にアメリカのシアトルで開業したKAIUNDO CONFECTIONSという和菓子屋さんなのです。

当時日本人街だったPANAMA HOTELに今でも残る往時の地図
KAIUNDO CONFECTIONSの文字があります

当時安曇野の研成義塾の塾生であった渡邊宗七郎氏が志を抱いて渡米し、様々な紆余曲折を経て現地の日系移民向けに、故郷の味を提供し始めたのが今のスイートの前身です。

開業当時の地から見たユニオン駅とスミスタワー
今でもそのまま残っています

その後、戦争や関東大震災の影響で帰国、1924年に今の縄手通りに洋菓子店としてオープンし、今に至ります。

ちなみに、あづみ野店のオープンは2013年の本日(10月31日)ですから、スイートにとっては、100年目の節目に里帰りしたことになります。

スイートには兄弟がいた!?

KAIUNDOって、どこかで聞いたことありますよね。そう、あの老舗和菓子屋「開運堂」さんと同じ発音です。創業者の渡邊宗七郎氏は当時の開運堂さんの経営者の弟であり、そのことからシアトルのお店をKAIUNDO CONFECTIONSと名付けたようです。

今では、和菓子とパン、それぞれ違うお店ですが、ルーツは同じで、時代の変化や環境の影響を受けながら、それぞれ脈々と受け継がれているのです。

毎年恒例のお正月の開運あんぱんや桜餅クロワッサンといった開運堂さんとのコラボ商品は、実は世紀を超えた兄弟の心意気の為せる技なのです!

桜餅クロワッサン
サクっとした歯触りの後にもっちりとしたお餅の食感と鼻腔に抜ける開運堂さんの桜餡の香りがたまりません
ラスト平成のさくらヒトヒラ
開運堂さんの桜餡が包まれています
大正、昭和、平成、令和と時代を超えてスヰトの伝統を紡ぎます

スイートからの感謝月間

例年であれば、お客様への感謝の気持ちを込めて、10月にあづみ野店周年祭、11月か12月に並柳店周年祭を行っていますが、今年は残念ながら見送らざるを得ません。

そんな状況下でも、なんとかお客様への感謝の気持ちを表現したいと考えております。現在社内で知恵を絞っておりますので、発表できるようになりましたら、またブログでお知らせしていきます。どうぞご期待ください!

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